新潟ダート1200m勝てるデータ&枠・騎手・厩舎・血統・人気別詳細データ | 片手『馬』競馬

【2021年8月更新】新潟ダート1200m すぐわかる!予想のポイント

新潟ダート1200mは重賞こそ開催されないものの、新馬戦からオープン戦まで幅広いクラスのレースが行われているコースで、下記6点の特徴があります。

新潟ダ1200mの特徴

1.ダートコースにしては最初と最後の直線が長い
  最初の直線:524m/最後の直線:353m
2.アップダウンが無くほぼ平坦な小回りコース
3.逃げ馬有利だが、差し馬の方が回収率が高い
4.上位人気が強いが、時々穴馬も馬券に絡む
5.前走芝コースの馬が穴を開ける
6.外枠有利

ダートの短距離らしく逃げ馬が有利です。ただ最初の直線が長くスタミナを消費するので、意外と差し馬も馬券になり逃げ馬よりも回収率は高めです。いずれにせよスピード勝負になるコースなので、血統や適性が向けば前走芝コースだった馬でも活躍できます。

また芝スタートで外枠の方が芝コースが長くスピードに乗りやすいので、外枠有利です。

当サイトでは過去5年(2016年~2020年)のデータをもとに3つの基準で評価しています。
①的中率:複勝的中率40%以上=◎,30%以上=○
②回収率:単or複回収率100%以上=◎,85%以上=○
③上記2つの基準を過去5年合計かつ3回以上クリア

1.買い・消しのポイント

新潟競馬場ダート1200mコースの買いと消しのポイントは下記のとおりです。その根拠とデータを次から詳しく述べていきます。

馬券ポイント

買いのポイント
1.午前9時半オッズで1番人気:的中率◎/回収率◎

2.前走ダート・上り3ハロン順位3位以内:的中率○/回収率△
  +前走同距離(1200m):的中率○/回収率◎
3.前走4コーナー通過順位3位以内:的中率△/回収率✕

  +前走3-4コーナー大回り(500m以上)コース:的中率○/回収率○
  +前走大回りコース・単勝1~5番人気:的中率◎/回収率◎
4.サウスヴィグラス産駒:的中率△/回収率△
  +上位人気(単勝1~4番人気):的中率
◎/回収率◎

消しのポイント
1.1枠
・未勝利戦

買いのポイント

1-1.午前9時半オッズで単勝1番人気

先行力か末脚のいずれかでスピードのある馬が強いコースなので、必然的に1番人気の信頼度も高くなります。更に朝一(午前9時半)に投票するのは予想・分析に熱心な競馬ファンですので、より信頼度が高まります。

朝一で1番人気だった馬の単勝回収率は100%・複勝回収率も90%、さらに過去5年全てで回収率の基準値をクリアしており鉄板の軸馬にできますね。

2-1.前走ダートで上り3ハロン順位3位以内(全体)

ダート短距離は逃げ・先行有利のイメージが強いのですが、このコースでは逃げ馬と同じくらい差し馬も馬券に絡んできます。芝のレースと違って差し馬が強いイメージが無い分、回収率も高めに出る傾向にあります。

前走ダートで上り3ハロン順位3位以内だった馬は単勝回収率93.7%・複勝率30%とそれだけで馬券に入れられますね。

2-2.前走ダートで上り3ハロン順位3位以内(前走距離)

競走馬は走る距離を把握しているわけではないので、前走と同じ距離か、スタミナが少なくて済む前走より短い距離の方が有利と言われています。当コースでも同様で、前走速い上りを使った馬の中で1200m戦だった馬の成績が優れています。

前走ダート1200mで上り3ハロン順位3位以内だった馬は複勝率35%で単・複勝回収率100%超えと軸馬にふさわしい存在です。

3-1.前走4コーナー通過順位3位以内(全体・単勝人気別)

逃げ・先行馬が強いイメージのあるダート1200mですが、当コースでも前走4コーナー通過順位3位以内だった馬は複勝率29.4%と及第点。ただし回収率が単・複ともに60%台と全く割に合いません。これはダートは逃げ・先行馬が有利ということが広く知られており、過剰人気になりがちなためです。

単勝人気別で見ると上位人気(単勝1~4番人気)は単・複回収率共に80%を超えてきます。下位人気(単勝5番人気以下)は全くふるわないため、馬券には入れづらいですね。

3-2.前走4コーナー通過順位3位以内(前走コース・単勝人気別)

前走逃げ・先行した馬を単に買っても全く儲からないことが分かりました。逃げ・先行馬を買うにはもう一工夫必要で、前走コースの区分を見てみましょう。

前走大回りコース(3-4コーナー間の長さが500m以上)だった馬は、複勝率34.4%、単・複回収率ともに90%以上と狙い目です。

3-4コーナーが大回りのコースはコーナーでもスピードが落ちないため逃げ・先行馬にとっては一息つけず苦しい展開になりやすいです。一方小回りコースではその逆でコーナーでスピードが落ち一息つけるため、前走苦しいレースを強いられた逃げ・先行馬が一転して粘りやすくなる…ということです。

大回り(3-4コーナー間500m以上)コース一覧

・東京芝コース
・阪神芝内/外回りコース
・阪神ダートコース
・京都芝内回りコース
・中山芝外回りコース
・札幌芝コース

さらに前走大回りコースだった馬の内、単勝1~5番人気の馬は単勝・複勝回収率が100%を超えており、馬券の軸にできるのではないでしょうか。

4-1.サウスヴィグラス産駒(全体・単勝人気別)

ダート短距離の王様と呼ばれる種牡馬・サウスヴィグラスはその名に恥じずダート短距離界を席巻しています。地方競馬でも無類の強さを発揮しておりその強さは広く知られています。

ただし同コースでは下位人気(単勝5番人気以下)ではほとんど馬券にならず、能力の高い上位人気(単勝1~4番人気)しか馬券になりません。上位人気では単・複回収率ともにトータルで100%超えと狙い目です。

消しのポイント

1.1枠・未勝利戦

短距離ダートのレースは先行争いが激しくなりがちで、スタート直後に内側に馬が殺到するため内枠の馬は不利を受けやすくなっています。また内枠の場合は前にいる馬が蹴り上げる砂をかぶりやすいデメリットもあります。

新潟ダート1200mも同様で1枠は不利です。特にレース経験の少ない馬の多い未勝利戦ではその傾向が顕著に出ており、過去3年で1枠の馬は0勝・複勝率も12.3%と散々な成績です。

2.詳細データ(枠・騎手・厩舎・血統・人気)

※ここでは枠・騎手・厩舎・血統・単勝人気別の過去5年分のデータを記載しています。
複勝的中率を中心に順位を付けており、同率の場合は複勝回収率が高い方を上位にしています。

1.枠番別成績

外枠の成績が良い傾向にあります。逆に1枠は前述の通りふるいません。

新潟ダート1200m枠順別成績

2.騎手別成績

外国人騎手があまり騎乗しない条件のため、若手・中堅騎手の躍進が目立ちます。

新潟ダート1200m騎手ランキング

3.厩舎別成績

栗東の鈴木厩舎が1位!関西勢が多く、西高東低をこのコースでも感じられます。

新潟ダート1200m調教師ランキング

4.種牡馬別成績

サンデーサイレンス系であるエスポワールシチ―がトップ。サンデーサイレンス系は他にヴィクトワールピサ、キャプテントゥーレがランクインし、血統からもスピードの求められるコースであることが伺えます。

新潟ダート1200m種牡馬ランキング

5.単勝人気別成績

前述したとおり単勝1番人気の回収率が高めです。穴馬も飛び込んではきますが、せいぜい7番人気まで。大穴狙いは禁物です。

新潟ダート1200m単勝人気別成績


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