【2021年9月更新】新潟芝1400m すぐわかる!予想のポイント

新潟芝1400mは内回りのコースで、最初のコーナーまでの距離が648m・最後の直線が359mと差があります。最初の直線が長い分先手争いが激しく、コーナーでペースが緩むまでにスタミナを消耗するので、逃げ馬は能力が高くないと上位に食い込めません

逆に言えば先行力にしろ末脚にしろ能力のある上位人気馬は的中率・回収率に優れており、スタミナよりもスピードを重視した馬選びが重要です。

当サイトでは過去5年(2016年~2020年)のデータをもとに3つの基準で評価しています。
①的中率:複勝的中率40%以上=◎,30%以上=○
②回収率:単or複回収率100%以上=◎,85%以上=○
③上記2つの基準を過去5年合計かつ3回以上クリア

1.買い・消しのポイント

新潟競馬場芝1400mコースの買いと消しのポイントは下記のとおりです。その根拠とデータを次から詳しく述べていきます。

馬券ポイント

買いのポイント
1.1・2枠:的中率△/回収率◎

  +下位人気:的中率△/回収率◎
2.前走芝・距離短縮+上位人気:的中率◎/回収率◎
3.前走芝・4コーナー通過順位1位:的中率△/回収率△
  +距離短縮:的中率△/回収率◎
  +距離短縮・下位人気:的中率△/回収率◎
4.前走芝・上り3ハロン順位1位:的中率△/回収率◎
  +前走1400m以上:的中率
○/回収率◎

消しのポイント
1
前走新潟芝コース・下位人気

買いポイント

1-1.1・2枠(全体)

外枠よりも走行距離で得をする内枠=1・2枠が全体的に有利です。2019年こそ落ち込みましたが、単勝・複勝回収率はいずれも基準値をクリア。

1-2.1・2枠(単勝人気別)

単勝人気別で見てみると上位人気(単勝1~4番人気)は複勝率こそ高いものの回収率は平凡。下位人気(単勝5番人気以下)の単勝回収率は200%超え!複勝回収率も100%近くて、穴馬として馬券に組み込みたいですね。

2-1.前走芝・距離短縮+上位人気

競走馬は走る距離を明確に把握しているわけではないため、距離短縮した分だけバテずにスタミナをもたせられます。前走芝レースで距離短縮となった上位人気(単勝1~4番人気)は単・複勝回収率共に5年間で3度100%超、複勝率も50%超と軸馬にふさわしい成績です。

しかし上位人気ほど能力があると思われていない下位人気(単勝5番人気以下)ではほとんど馬券に絡めていません。スピードがあってこそ距離短縮が活きるコースということです。

3-1.前走芝・4コーナー通過順位1位(全体)

前走芝レースで4コーナー通過順位が1位だった馬は複勝率24.8%・単勝回収率100%と芝コースにしてはまずまずの成績です。4コーナーで1番手で通過できるほどのスピードがある馬はそれなりに馬券に絡むということです。

3-2. 前走芝・4コーナー通過順位1位 (距離短縮)

前走芝・4コーナー通過順位1位だった馬の内、距離短縮だった馬は単勝・複勝回収率が100%超え。更に2017年から4年連続で複勝回収率が100%超えと安定感が増しています。

一方前走と同距離もしくは距離延長だった馬は複勝率こそ2割強あるものの回収率が30~40%とまったく振るいません。4コーナー通過順位1位という要素は注目されやすくても、前走からの距離増減がそれほど注目されていないためでしょう。

3-3. 前走芝・4コーナー通過順位1位 (距離短縮・下位人気)

前走4コーナー通過順位1位+距離短縮に加えて、単勝人気別で見てみると上位人気(単勝1~4番人気)よりも下位人気(単勝5番人気以下)の方が回収率が高いです。

4-1.前走芝・上り3ハロン順位1位(全体)

最後の直線は359mと短いものの、最初の直線が長く逃げ・先行馬がバテやすいので差し馬の台頭も目立ちます。前走芝レースで上り最速だった馬は、単勝回収率が3年連続で100%超え・複勝率27.4%と及第点です。

4-2.前走芝・上り3ハロン順位1位(前走距離)

前走上り最速だった馬のうち前走距離別で見てみると、同距離の1400m以上だった馬の複勝率・回収率がさらに向上します。

一方前走距離が1200m以下だった馬は的中率・回収率ともに振るいません。

消しのポイント

1-1.前走新潟芝コース+下位人気

前走新潟芝コースだった馬は下位人気でもチャンスがありそうですが、前走新潟芝コースで下位人気(単勝5番人気以下)の馬は過去5年で0勝と全く狙えません。複勝率も6.3%と20レースに1度程度と狙いづらいレベルです。

逆に上位人気(単勝1~4番人気)の馬は単・複回収率ともに基準値をクリアするなど安定した成績でむしろ狙い目です。前走新潟芝コースだった馬を狙うなら上位人気限定です。

2.詳細データ(枠・騎手・厩舎・血統・人気)

※ここでは枠・騎手・厩舎・血統・単勝人気別の過去5年分のデータを記載しています。
複勝的中率を中心に順位を付けており、同率の場合は複勝回収率が高い方を上位にしています。

1.枠番別成績

前述したとおり1・2枠の成績が良く、8枠が不利となっています。

2.騎手別成績

戸崎騎手やデムーロ騎手などリーディング上位の騎手が目立ちます。戸崎騎手は複勝率が50%を超えている上に、複勝回収率も100%超えと非常に優秀です。

3.厩舎別成績

ランキングに入っているのは全て関東の厩舎。リーディング上位の騎手が多いのとは対照的です。

4.種牡馬別成績

日本では活躍の場が少ない欧州血統のノヴェリストが1位。他にもダートにも強いヨハネスブルグがランクイン。

5.単勝人気別成績

上位人気はそれなりの成績ですが、下位人気も幅広く馬券になっています。単勝50倍を超える馬も狙えます

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