食わず嫌いの障害戦も傾向をつかめばドル箱レースに!
「次のレースは…なんだ障害戦か」と言って見送りにしてませんか?
私も障害戦は落馬のリスクもあるし、予想方法もわからないからと避けてましたが、
実は普通のレースよりも傾向がはっきりしてて、これほど分かりやすいレースもないんですよ?
この記事を読んで障害レースも十八番のレースにしちゃいましょう♪
1.障害レースってどんなレース?
障害レースにはいろんな特徴がありますが、まずは下記の4つを押さえておけば十分です。
2.3,000mを超える長距離レースで、柵や堀を「飛越(ひえつ)」で超えていくレース
3.障害レースに騎乗する騎手は少ない
4.意外と上位人気は堅い
1.障害戦のクラス区分は未勝利とオープンクラスの2つのみ
2.3,000mを超える長距離レースで、柵や堀を「飛越(ひえつ)」で超えていくレース
3.障害レースに騎乗する騎手は少ない
4.意外と上位人気は堅い
障害レースと言えど、普通のレースと上位人気馬の信頼度は変わらないことが分かりますね。
※2013年12月~2018年11月での集計 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
通常レース・単勝1番人気(全16,564頭) | 32.1% | 51.1% | 63.9% |
障害レース・単勝1番人気(全631頭) | 34.4% | 49.8% | 63.4% |
2.障害レースの予想方法~前走データの活用方法~
障害レースの予想方法は未勝利戦とオープン以上で若干重視すべきポイントは異なりますが、
以下の4つがポイントです。
2.前走と同じコースの馬を狙え!
3.障害レースのリーディング上位騎手の信頼度が高い!
4.馬体重の重い馬が有利!
1.先行力のある馬を狙え!
障害レースは道中に障害があり、それをジャンプするたびに加速と減速を繰り返すので、通常のレースのように後方から一気に差し返す、なんてことはほぼ不可能です。そのため通常のレース以上に先行力が重要なのです。
下記データでもわかる通り、前走障害レースでかつ4コーナー通過順位が前から1/3頭以内だった馬は複勝率が37.4%とかなり好成績です。さらに1番手だった馬は約40%とそれだけで馬券候補になるほどの成績です。
前走4コーナー通過順位 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番手 | 87-68-66-340/561 | 15.5% | 27.6% | 39.4% |
前から1/3頭以内 | 327-257-239-1380/2203 | 14.8% | 26.5% | 37.4% |
前走4コーナー通過順位 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番手 | 933-811-650-5599/7993 | 11.7% | 21.8% | 30.0% |
前から1/3頭以内 | 3938-3760-3324-26615/37637 | 10.5% | 20.5% | 29.3% |
2.前走と同じコースの馬を狙え!
前走コース | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
同コース | 79-87-69-490/725 | 10.9% | 22.9% | 32.4% |
3.障害レースのリーディング上位騎手の信頼度が高い!
障害レースの騎手データを見てみると、複勝率30%以上の騎手は9名と少なく、上位独占のようです。
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
高田潤 | 35- 29- 26-100/190 | 18.4% | 33.7% | 47.4% |
北沢伸也 | 37- 45- 30-174/286 | 12.9% | 28.7% | 39.2% |
西谷誠 | 33- 20- 27-147/227 | 14.5% | 23.3% | 35.2% |
平沢健治 | 39- 37- 29-194/299 | 13.0% | 25.4% | 35.1% |
熊沢重文 | 49- 30- 29-217/325 | 15.1% | 24.3% | 33.2% |
森一馬 | 30- 23- 20-151/224 | 13.4% | 23.7% | 32.6% |
白浜雄造 | 23- 26- 19-145/213 | 10.8% | 23.0% | 31.9% |
石神深一 | 42- 41- 45-284/412 | 10.2% | 20.1% | 31.1% |
植野貴也 | 38- 29- 41-241/349 | 10.9% | 19.2% | 30.9% |
4.馬体重の重い馬が有利!
障害を飛び越えるなら馬体重が軽い方が有利なのかな?と思っていましたが、実はその逆で馬体重の重い方が成績が良いことが分かります。障害戦は障害を飛び越えるジャンプ力が必須となりますが、馬体重が軽く筋肉量が少ない馬よりも、筋肉量の多い馬の方がジャンプにエネルギーを消費しない、ということなのでしょう。
馬体重 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
519kg以下 | 557-561-578-5502/7198 | 7.7% | 15.5% | 23.6% |
520kg以上 | 74-70-53-444/641 | 11.5% | 22.5% | 30.7% |
2-1.障害未勝利
ここからは未勝利線とオープン戦のそれぞれの特徴について調べてみます。基本的な傾向は上に書いた通りですが、
クラスによって若干狙い目データの傾向が変わります。
障害未勝利戦ではとにかく前走4コーナーの通過順位が重要です!前走4コーナー通過順位が前から1/3頭以内だった馬は複勝率が4割を超えており、さらに1番手だった馬はなんと約50%!障害未勝利戦では前走の4コーナー通過順位だけ見ていればOKと言っても過言ではありません。
前走4コーナー通過順位 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番手 | 42-25-30-96/193 | 21.8% | 34.7% | 50.3% |
前から1/3頭以内 | 187-144-140-670/1141 | 16.4% | 29.0% | 41.3% |
2-2.障害オープン・障害重賞
オープン以上では馬体重が重い方がより有利です。馬体重が520kg以上だと複勝率が約4割と圧倒的です。
上位クラスのレースになるとよりジャンプの精度が重要視されるのでしょう。
馬体重 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
519kg以下 | 183-178-181-1754/2296 | 8.0% | 15.7% | 23.6% |
520kg以上 | 28-33-30-138/229 | 12.2% | 26.6% | 39.7% |
3.障害戦狙い目データまとめ
いかがでしたでしょうか?障害戦は傾向がはっきりと出やすいレースだということがお分かり頂けたかと思います。
ぜひ今週のレースから積極的に障害レースも狙ってみてくださいね♪
1.前のレースでの4コーナー通過順位:前から1/3頭以内
※特に1番手の馬が○
2.前のレースと同じコース
※上記1~3ほど重視しなくて○
3.リーディング上位の騎手
4.馬体重:520kg以上
5.障害未勝利戦:前のレースでの4コーナー通過順位を重視
6.障害オープン:馬体重を重視
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